*お子様にこんなサポートをしていませんか?*

こんにちは。藤沢市ピアノ教室 フレル エコール・ドゥ・ピアノです。

 

本日は、*お子様にこんなサポートをしていませんか?*のテーマでお伝えさせていただきたいと思います。

 

前回のお話では、親御様がご家庭でお子様への練習サポートをされる場合の、サポート方法をお伝えさせていただきました。ピアノを始めて間も無い頃には、親御様がご一緒に音符を読んでいただいたり、音符と鍵盤の位置をご一緒に確認していただいたり等、ご協力をしてくださっている親御様が多いかと思います。お子様とご一緒にレッスンで習った事を復習していただく事は、日々の練習の積み重ねにも繋がり、よりスムーズで効果的にピアノをご習得いただけるかと思います。(お一人で練習が出来るお子様は、是非ご自分でおこなう様にして下さい。)

 

また、親御様やご家族の方がお子様の演奏を聴く事を楽しんでくださったり、練習を頑張った時等はたくさん褒めてあげたり・・をしていただく事が、ご本人のやる気アップに繋がります。お子様は親御様に喜んでいただける事が何よりも嬉しいのですね。その様な環境の中で、お子様が楽しんで集中してピアノに取り組む姿を多く拝見いたしました。

 

ですので、お子様のピアノへのモチベーション向上や維持の為にも、周りの方の心理的サポートはとても大切に考えています。

 

そして、ここからが本題になりますが、レッスンに通い始めて2ヶ月位が過ぎますと、ご本人もレッスンの様子や雰囲気、練習方法等にも慣れて覚えていきます。ご自分で考えて練習を重ねる習慣が出来てきますので、この頃からはどうぞ、お子様ご本人に練習をお任せしていただけましたらと思います。

 

実は、最近よくお見かけするケースなのですが、生徒さん(ピアノを始めて数ヶ月の幼児さん)とお母様(ピアノをある程度弾ける方)の場合で、お子様が大変お耳が良い場合、音をお耳で覚えて弾く癖が付いてしまい、またお母様もお耳で聴いて音を覚えて弾く事のリスクをご存知でいらっしゃらない場合があります。お耳で覚えて、楽譜を読まずに弾けたとしても、弾けた事には変わりは無いと誤解をされていらっしゃる場合があります。

 

 

その様な練習方法ですと、演奏時に楽譜を見ずにご自分の手を見て弾く癖が付いてしまい、お子様の読譜力の定着の妨げになる可能性がありますので、読譜の重要性をきちんとお伝えさせていただいております。特に、お子様の進度をとても気にしていらっしゃる方や、テキストをどんどん先に進みたがる方は、お子様の音符を読む力が疎かになってしまう事がありますので、どうぞあまり焦らずに、お子様のご発達を見守っていただけましたら幸いです。

 (読譜がきちんと出来た上で、テキストの進度が早い場合は問題ありません。)

 

ピアノ演奏には読譜力は必要不可欠になりますので、文字を読む事と同じ様に、まずはたくさんの曲に触れていただきながら、繰り返し音符を読み、そして弾く練習をする事をレッスンではお伝えしていきたいと思います。

 

以上になります。どうぞご参考にされてください。